東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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すぎなみフェスタ2016@桃井原っぱ公園

11月6日 日曜日
ツマが杉並区のゆるキャラ、なみすけに会いに行きたいというので、荻窪からバスに乗り桃井原っぱ公園へ。
すぎなみフェスタはステージでの出し物とテントのショップがいっぱい並んだイベント。
なみすけのキャラクターグッズを買い、着ぐるみと記念撮影。

www.city.suginami.tokyo.jp

「文学」から離れて文学を考える —「事実」と「フィクション」の間@実践女子大学 創立120周年記念館

10月15日 土曜日
しばしば訪れている国学院大学のすぐそばにある実践女子大学大学に初めて行きました。学祭をやっていて賑やかな校舎で、文学部英文学科の公開講座。4人の講演の後、パネルディスカッションというプログラム。

まず、実践女子大学教授の島高行先生の「『ガリヴァー旅行記』の修辞学と政治学」。スウィフトの生きた18世紀イギリスの時代背景とか、ストーリーや設定に含まれるメタファーとか、全然知らなかったことばかりで、一度きちんと読んでおかなきゃと思いました。

次に、評論家/ジャーナリストの武田徹先生による「開高健ベトナム戦争」は、開高健ルポルタージュを書き、発表するにあたって、どのような気持ちの逡巡があり、発表作品に反映されたかという話。

それから武内進一先生による「21世紀のコンゴ民主共和国で『闇の奥』を読む」。武内先生は日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センターのセンター長という方で、フランス語圏アフリカ研究の権威のようです。
ベルギー領コンゴ/コンゴ民主共和国の歴史とコンラッドの「闇の奥」という作品について、大変興味深いお話をしてくださいました。帰ってから、早速「闇の奥」の新訳をアマゾンで購入。

最後に実践女子大学准教授の土屋結城先生による「こぐまとしての移民-『パディントン』から見る現代イギリス」。映画版の「パディントン」を題材に、イギリスにおけるカリブ海からの移民の歴史などを教えていただき、なんでイギリスからレゲエやスカのバンドが出てくるのかやっとわかりました。ノッティングヒルカーニバルにも行ってみたい!
パディントンって企業の宣伝に使われているキャラクターという程度の認識だったのですが、原作の児童文学があったのですね。これもさっそくアマゾンで購入。映画もツタヤで借りて見て、この講演のおかげで作品世界をより楽しむことができました。

土屋先生の講演の後、ひな壇に先生達が並んでのパネルディスカッションだったのですが、時間も短く不完全燃焼気味。
でも、どの演題も25分ずつじゃ物足りない深い内容で、30人位の聴衆相手じゃもったいなかったな。
国学院大学の常盤松ホールみたいなところで、それぞれ1時間半くらいたっぷりやってもらいたいです。

「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」@イメージ・フォーラム

10月14日 金曜日
2014年に制作されたジャニス・ジョプリンの伝記映画。
彼女が家族にあてた手紙を織り交ぜながら、関係者の証言や当時のフィルムで彼女の人生を編年体で描いていきます。
女性歌手がトップに上がっても、そのポジションを維持し続けることに困難があるということがわかりました。

高田馬場 流鏑馬@戸山公園

10月10日 月曜日(体育の日)
戸山公園に行き、箱根山に上って登頂証明書をもらってから流鏑馬の会場へ。
はじめて流鏑馬を生で見ましたが、的に矢があたると、刺さるのではなくて割れるのですね。なかなか命中しないのですが、命中して気持ちよく的が割れると、わがことのようにうれしくなります。
神前の流鏑馬はここと鎌倉の2か所だけだそうです。

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ザッツ管弦楽団 第15回定期演奏会@すみだトリフォニーホール 大ホール

10月9日 日曜日
14時から錦糸町すみだトリフォニーホールでの演奏会。2年ぶりに行ったら場所がわからなくて迷ってしまい、開演ぎりぎりに到着し3階席へ。さすがに3階は満席ではなかったけれど、アマチュアの楽団でこの会場を埋める集客力ってすごいですね。

演目は、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番ト短調マーラー交響曲第6番「悲劇的」イ短調。そしてアンコールで軽めの曲、真田丸とかスターウォーズとか。

終演後錦糸町をうろうろし、インド料理屋で晩御飯食べてから帰宅。

「あの大鴉、さえも」@東京芸術劇場 シアターイースト

10月8日 土曜日
竹内銃一郎の戯曲「あの大鴉(おおがらす)、さのえも」をカンパニーデラシネラの小野寺修二が演出。小林聡美片桐はいり、藤田桃子の3人だけの舞台。
スタイリッシュな舞台装置が印象的でしたが、なかなか難しいお話でした。


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