東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

■■■■■■■■ タイトルに二重カッコは使いません。 ■■■■■■■■

マームとジプシー「cocoon」 雑多な気づき

前の記事ではちょっとレビューっぽく書いてみましたが、色んな気になったことを以下に記します。


ネタバレ注意です!








原田郁子の音楽はすばらしいのだけれど、ボーカル入りの曲がセリフとかぶるところがあって、ちょっと使い方としてはどうなのかと思いました。

・台湾映画「藍色夏恋」のイメージ曲が使われていて、この曲は確か原田郁子のソロ名義としては最初の作品だったはず。映画の初々しいカップルの世界が思い起こされて、切なかったです。

・女学生たちの制服、少しずつ変化がつけてあってかわいいです。特に双子のマリとユリのパフスリーブ。最初の準備運動の時はこのどちらかがタマキさんかと思ったんだけどな。

・自分の座席の前でサンが兵士に襲われるシーンがあって、それが結構長くて、ちょっとつらかったです。そのあと、マユがサンのスカートを着せ替えさせるシーンにドキドキ。

・ネコが重要なモチーフになっていましたね。原作では名無しで、いなくなったのが戦争が終わって戻ってきたということでしたが、この舞台では16歳で死んでしまったということで、少女たちを象徴しているようでした。

・最前列だったため、女学生たちが走り回るシーンでは風が吹いてきて、自分もこの世界にいるかのような感覚に。小劇場ならではですね。

・最前列には砂よけのタオルが置いてあり被って観ましたが、実際はそれほどでもありませんでした。マスクも配ってたけどいらないかな。