「其礼成心中」@渋谷 パルコ劇場
8月10日 土曜日
銀座シャネルのピグマリオンデイズのあと、地下鉄で渋谷に移動。
パルコ劇場で三谷幸喜作・演出の「其礼成心中」を鑑賞。なんと最前列でした。
文楽ってまったく知らないし、そもそも古典芸能ってまともに見たことないし、どんな感じなのかと不安でしたが、まったく杞憂で楽しい人形劇でした(っていう言い方には語弊があるかしら)。
ステージ後方の高くなったところに三味線奏者とセリフやト書きをしゃべる人がいます。左側の見えないところに太鼓と笛の人も。
ステージ上はシンプルなセットで、人形を黒子3人で繊細に操ります。
なるほどこういうスタイルなのね。本来の正統的な文楽と同じなのか違うのかわかりませんが・・・。
自分は最前列だったから人形の動きがよく見えたけれど、この広いパルコ劇場じゃ真ん中から後ろのお客さんは見えないですよね。ストーリーと語りだけでも面白いけどちょっとかわいそう。
鑑賞しながら舞台芸術の可能性の幅を感じました。演劇でもアイディア次第でまだまだ色んなスタイルが提示できるんじゃないかと。