東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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「大野麥風展」@東京ステーションギャラリー

8月31日 土曜日
福島から戻って、東京駅内の東京ステーションギャラリーへ。
東京駅の駅舎と同時にできていたのは知っていたけど、訪問は初めて。
ギャラリーという言葉のイメージで、勝手に小さいスペースだと思い込んでいたのですが、ミュージアムといってよい広い空間なのにびっくり。また、駅舎のレンガ造りを生かした室内や階段の壁面がクラシックでありながらモダンという効果をあげていて雰囲気が素晴らしいです。
レンガの壁は、もとの配管や設備を引っ剥がしたようで、デコボコになっているのが味があって良いですね。
前のベルギー印象派展や木村荘八展も来ておけば良かったな・・・。

さて、今やっているのは「大野麥風展」。
若冲が来てくれました」展で若冲以外の作品がいっぱいあったように、こちらも大野麥風以外の作品が色々。お魚たちのリアルでありながらユーモラスな絵がたくさんで楽しいです。
大野麥風の「大日本魚類画集」はものすごく精密な木版画。制作途中のプロダクトも展示してあったのですが、すごいこだわりです。
大野麥風以外の作者の博物画も魚類の生態をうまく捉えた緻密な絵で、昔の人の観察眼に感心いたしました。