東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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「ポストモダン時代のジャズ」@代々木上原

9月5日 木曜日
JASRACのシリーズ講座、「ミュージック・ジャンクション ワールドミュージック」。2月にあったサカキマンゴーの親指ピアノの回に続いて当選したので、再び代々木上原にあるけやきホールに行ってきました。
今回は「ポストモダン時代のジャズ」と題して、ジャズ評論家の相倉久人とピアニストの佐藤允彦が登場。

相倉久人の講演では、ジャズの歴史を奴隷制やクレオール文化のあたり中心にときほぐして、後半は現在の菊地成孔大友良英のように同時並行に色んな活動ができるのがポストモダンだみたいな話。
ワールドミュージックっていう言葉は80年代後半以降の音楽の流れを指すことが多いけれど、ジャズこそがワールドミュージックの元祖だということですね。

休憩の後、佐藤允彦のピアノソロ公演。登場するなり「山下洋輔です」。当初は山下洋輔がゲストの予定が、体調不良のため変更になったのでした。
ワールドミュージック講座らしく、色んな地域の音楽にインスパイアされた曲を演奏。ピアノの表現力に圧倒されました。

今回も大変満足した2時間半。JASRACさん、ありがとうございました。