東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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「天上のリズム」@なかのZERO 小ホール

4月16日 土曜日
ピーター・バラカンの番組でこのライブの出演者の音楽を聴いてびっくりして、これは行かねばと思いチケットを購入しました。
南インドの音楽です。それと日経の文化面での記事も気になったので。

はじめていく中野のZEROホール。開場時間前に着いたら長蛇の列。インドの方もいっぱい。
ステージには6人。ガタムという壺のパーカッションを操る大御所ヴィックゥ・ヴィナーヤクラームがセンター。ドラムセットを手で叩いてビートを作り、客席とのコミュニケーションも担当するV.セルヴァガネーシュ、タンバリンのようなカンジーラというパーカッションのS.スワーミナータン(以上3人は祖父、父、子だそうです)、横に長い太鼓のムリダンガムを叩くN.ラーマクリシュナン、バイオリンのS.ヴェンカタスブラマニアン、そしてチラシにクレジットはなかったけど、日経の記事も書かれていた口琴の竹原幸一も入れてのアンサンブル。

休憩の後の第2部は、邦楽の一噌幸弘(笛)、望月太喜丞(太鼓、囃子)のデュエットからはじまり、先の6人も加わり素晴らしいセッション。
インドと日本の伝統音楽がこんな風に絡み合って心揺さぶるサウンドになるなんて不思議です。
始まる前は堅苦しい音楽なのかと身構えていたけれど、コール&レスポンスもあったり、クィーンの「We Will Rock You」が始まったりとカジュアルな場面も楽しく、スキャットのような楽器の口真似のようなボーカルの掛け合いもすごいです。
インドの楽器というとシタールタブラというイメージだったけど、それだけじゃないんですね。充実した至福の時間を過ごすことができました。