東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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アート

石守晃「古代日本の芸能と音楽の考古学」@国学院大学 常盤松ホール

5月28日 土曜日 第42回日本文化を知る講座「日本列島芸能史」の2回目。 講演者の石守先生は群馬県埋蔵文化財調査事業団の方。 出土品から古墳時代以前の楽器や芸能について考えるという興味深い話だったのですが、睡眠不足のため記憶が飛んでしまいました。…

植田正治「あの時代(とき)のホリゾント」@渋谷 アツコバルー

5月19日 木曜日 初めて行くギャラリー。東急本店の隣のビルの5階。 靴を脱いであがります。木の床でバーもあるおしゃれな空間。植田正治の80年代のファッション写真を中心に、初期や晩期の作品も少し展示されていました。 遊佐未森のアルバムジャケットを撮…

若冲展@東京都美術館

5月8日 日曜日 混雑しているのはわかっていたので夕方4時過ぎに行って50分待ち。 入るとそんなに芋洗いでもなくて、入場者数を絞っているんですね。 良心的といえばそうなんだけど、行列を考えたら、もう少し押し込んでも良かったのでは。 閉館時間を30分延…

マルティン・チャンビ写真展と奥村土牛

5月7日 土曜日 都立大学から移動して広尾のペルー大使館へ。 ピーター・バラカンの番組で知ったのですが、マルティン・チャンビという20世紀前半に活動したペルー人写真家の展覧会です。 そんなに作品数は多くなかったのですが、当時の空気感を凝縮したよう…

「俺たちの国芳 わたしの国貞」展@Bunkamura ザ・ミュージアム

5月6日 金曜日 会社帰りに東急本店へ。 ボストン美術館からやってきた歌川国芳、歌川国貞の展覧会。 作品の状態がすごく良いし、チャプターごとに添えられたコピーもしゃれていて、現代に江戸時代がぐっと近づいた感じ。 前の国芳関連の記事 「国芳イズム」…

萩尾望都SF原画展@武蔵野市立吉祥寺美術館

4月15日 金曜日 通院のため午前休。春日の病院から吉祥寺へ。 吉祥寺美術館で萩尾望都の原画展。そんなに熱心なファンではないけれど、「11人いる!」はやっぱりエバーグリーンだと思う。 はじめて知る作品も多いけど、彼女の偉大さを再確認。 それにしても…

「コンデナスト社のファッション写真でみる100年」@シャネル ネクサスホール

4月7日 木曜日 外出仕事の帰りに銀座へ。 シャネルでのファッション写真の展覧会に寄りました。年代ごとに4つのセクション。1930年代以前、40・50年代、60・70年代、80年代以降、というくくり。 かっこいいファッション写真の数々。技術的には未熟だったは…

「OUTBOX エンキ ビラル展」@新宿 LUMINE 0

3月31日 木曜日 新宿駅新南口の上にできたルミネの新しい館、NEWoManのギャラリー「LUMINE 0」のオープニングイベントで、シャネルネクサスホールとのコラボ企画をやっているのに行ってきました。エンキ ビラルという初めて知ったアーティストの展覧会。ユ…

「米谷清和展 ~渋谷、新宿、三鷹~」@三鷹市美術ギャラリー

3月20日 日曜日 吉祥寺で久しぶりにスーツを注文。 三鷹までぶらぶらと歩いて、三鷹市美術ギャラリーにて「米谷清和展 ~渋谷、新宿、三鷹~」を鑑賞。 はじめて知った日本画家。ご本人もロビーにいて、来場者と気さくにお話しされていました。 東京都心の風…

「国芳イズム」展@練馬区立美術館

3月12日 土曜日 石神井公園の歯医者に行った帰り、中村橋の練馬区立美術館に寄って「国芳イズム -歌川国芳とその系脈 武蔵野の洋画家 悳俊彦コレクション」を鑑賞。 半分が国芳作品、残り半分が門下生の作品。センスの良い作品がいっぱい。 悳俊彦(いさおと…

「村上隆の五百羅漢図展」@森美術館

3月5日 土曜日 終了間際の「村上隆の五百羅漢図展」、深夜1時まで延長開館しているというので8時過ぎに出かけました。 さすがにこの時間だと芋洗い状態ということもなく、ゆっくりと見ることができて良かったです。 4枚組の「五百羅漢図」は圧倒的な迫力。…

国学院大学からラファエル前派展

3月5日 土曜日 国学院大学の「渋谷から日本文化を発信する講座」というタイトルの2週連続のイベントのうち、1週目の「英語で語る日本文化-来日する人の視点から-」というのに出席。講師は国学院大学准教授のスピアーズ スコット先生。長髪を後ろで束ねた姿…

オノヨーコ&東京アートミーティング@東京都現代美術館

2月14日 日曜日 迎賓館見学の後、この日で終了の2つの企画展を見に、東京都現代美術館へ。 清澄白河に着いた頃には雨もあがっていました。「オノ・ヨーコ|私の窓から」展では、彼女の作品が60年代のものから最近のものまで網羅され、女性前衛芸術家の先駆…

新宿・北埼玉・池袋

1月29日 金曜日 土日に現場応援に行くことになり、振替休日をもらう。朝9時から新宿ピカデリーへ。シネコンに平日の朝からこんなに映画を見に来る人がいることにびっくり。 追悼企画(?)の「デヴィッド・ボウイ・イズ」を見る。 ロンドンのヴィクトリア&…

上野 浮世絵とワイン

1月10日 日曜日 朝から上野に出かけ、上野の森美術館で「肉筆浮世絵-美の競艶」展を鑑賞。シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏のコレクション。江戸時代の美人画が中心の展示で、版画とは異なる繊細さが魅力的でした。続いて国立科学博物館にて「…

目白から池袋

1月9日 土曜日 目白でランチ。おととしできたトラッド目白の洋食屋にてカレー。 目白庭園を散歩して、西武池袋線の踏切を越えて、初めて行くブックギャラリーポポタムというお店へ。 奥のギャラリーで「きょうは、ごちそう」というタイトルのグループ展。食…

松田松雄展@岩手県立美術館

11月10日 火曜日 出張で行っている盛岡では勤務が午後からなので、午前中、バスに乗って岩手県立美術館に行ってみました。 企画展が「松田松雄展」。これまで知らなかった画家でまったく期待もしていなかったのですが、独創的でハートに響く素晴らしい作品に…

「月映」@東京ステーションギャラリー

11月1日 日曜日 出張で盛岡へ行くことになり、新幹線に乗る前の束の間の時間、東京ステーションギャラリーへ。 「『月映(つくはえ)』田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」という企画展を鑑賞。 大正期の青年3人が作った同人誌のような版画の本「月映」という…

「春画展」@永青文庫

9月21日 月曜日 話題の春画展へ。永青文庫に行くのははじめて。緑に囲まれたクラシックな建物。 15分待ちで館内へ。老若男女ですごい混雑です。 これだけたくさんあると、美術的にどうか?という作品もでてきます。 何かともてはやされている春画ですが、す…

モネからブルガリへ@上野

9月20日 日曜日 東京都美術館で「モネ展」を鑑賞。 印象派の記念碑的名作「印象・日の出」の来日が目玉。 本物は写真で見るより薄い緑とオレンジのトーンが強くて、グレーで描かれたの背景もきちんと見えて、やっぱり感動。東京国立博物館に移動して表慶館「…

機動戦士ガンダム展@森アーツセンターギャラリー

9月7日 月曜日 外出仕事が早く終わったので、アフターシックス券を買って18時ちょうどに六本木ヒルズへ。 「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」を鑑賞。 最初にホワイトベースの艦橋から大気圏突入を体験できるアトラクションがあり、ぐっと作品世界に…

東博から根津美術館

9月6日 日曜日 東京国立博物館平成館で「クレオパトラとエジプトの王妃展」を見学。 クレオパトラ以外にも歴史に名を残している女性たちがいたのですね。表参道に移動して根津美術館でコレクション展「絵の音を聴く雨と風、鳥のさえずり、人の声」の最終日。…

「キュッパのびじゅつかん―みつめて、あつめて、しらべて、ならべて」@東京都美術館

7月18日 土曜日 ノルウェーの絵本、「キュッパのはくぶつかん」をテーマにしたこの展覧会の初日。 キュッパは丸太の男の子のキャラクター。森にすんでいて、色んな物を拾ってきて集めるのが大好き。それらを分類して博物館を作ります、という絵本のストーリ…

銀座でポーラとシャネル

7月5日 日曜日 東京駅八重洲地下街でラーメン食べてから歩いて南下。 ポーラミュージアムアネックスにて「「ウルトラ植物博覧会」西畠清順と愉快な植物たち」を鑑賞。 世界には自分の知らない変わった植物があるのですね。かわいらしいものも色々。自然のも…

「ボッティチェリとルネサンス」@Bunkamuraザ・ミュージアム

6月19日 金曜日 会社帰りに東急本店へ。 文化村で「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」を鑑賞。 イタリア美術に弱いので勉強のつもりで行くも、やはりあまりなじめず、額縁の豪華さばかりが印象に残りました。

井上順孝「教派神道の創始者は教祖か?」@国学院大学博物館

6月20日 土曜日 岩井先生のお話しの後、階下の博物館に移動。 現在の企画展「教派神道の教祖と儀礼」にちなむミュージアムトークということで、展示室内のスペースで井上順孝先生(國學院大學研究開発推進機構長、神道文化学部 教授)による30分位のお話し。…

藤澤紫「日本美術の謎を解く ―葛飾北斎の「冨嶽三十六景」はなぜ売れたのか?―」@国学院大学 常磐松ホール

6月13日 土曜日 渋谷区民大学講座の2回目。 この日は国学院大学文学部教授の藤澤紫先生。日本美術史を教えている方。 「フジサワムラサキと書いてムラサキと読みます」というツカミからはじめて、大変わかりやすく浮世絵の仕組みや北斎のこと、「冨嶽三十六…

「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」@東京国立博物館

6月2日 火曜日 家の用事で会社を休んだ平日。あまりの混雑に土日はあきらめていた「鳥獣戯画」展を見に行きました。 用事をすませたあとの夕方、入館は並んでないけれど、甲巻を見るのには2時間待ち。 やっと順番がきても、見るのは3分位。それでもこの国宝…

野見山暁治「池袋モンパルナスの原風景」@立教大学 太刀川記念館

5月23日 土曜日 東京芸術劇場と立教大学の連携講座「池袋学」の今季1回目、「池袋モンパルナスの原風景-野見山暁治氏に聴く-」に参加。 立教大学 太刀川記念館3階ホールにて。 聴き手は元立教大学総長の押見輝男氏。もう95歳になるレジェンドの生の声…

大英博物館展@東京都美術館

5月16日 土曜日 東京国立博物館に鳥獣戯画展を見に行くと2時間以上の待ちということであきらめて、前売券を買ってあった大英博物館展へ。 人類の歴史を100の展示品でギュッと圧縮して見せるという力技の企画。大英博物館の貴重な所蔵品のなかには北斎漫画な…