東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ@渋谷

金曜の夜、埼玉の外出先から急いで戻って渋谷へ。
円山町のライブハウスO-eastでロック・ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。
昔はオンエア・イーストという名前だったところですよね。20年くらい前にピチカート・ファイブを見に来て以来で、入り口がわからずちょっと迷ってしまいました。

前のほうがスタンディングで後ろ半分と2階席が指定席という珍しいスタイルの公演。
自分はスタンディングのチケット。開演2分前到着で最初は端の方にしか居場所がなかったのですが、当日券の客を入れたためか、真ん中の方まで押されて行き、なかなか良いポジションに。こんなにぎゅうぎゅう詰めになるのってロックのライブでもないですね。

主演は森山未來、相手役に後藤まり子。あとはバンドでギター2人、キーボード2人、ベース、ドラムの構成。森山は歌もうまくヘドウィグ役を熱演。後藤まり子はソロステージの時と同様、奔放な動きとキュートな歌声で目を離せませんでした。
若い人中心の観客も反応よく、ほとんどロックコンサートのような雰囲気のなか、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の世界にどっぷりつかることができました。

レビューのような前半からいつの間にかシリアスな後半へと移行し、終盤の映像とのからみも絶妙で、うまい演出だと思いました。
アンコールは「マイ・ウェイ」のパンク・バージョンで大盛り上がり。ダイブしてきた森山を持ち上げましたよ。

映画版「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は10年前にシネマライズで見ていますが、もう記憶があいまい。今回の公演でやはり生のステージの面白さを実感いたしました。