東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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NODA・MAP「エッグ」@東京芸術劇場 プレイハウス

土曜日
池袋のサンシャイン水族館でラッコちゃんなど観察してから、野田秀樹の新作「エッグ」をみに東京芸術劇場プレイハウスへ。
早く着きすぎたので、地下のロビーをぶらぶらしたり、1階のおにぎり屋で腹ごしらえしたりしましたが、ゆったりとくつろげる良い空間ですね。

妻夫木聡深津絵里仲村トオルが主演で音楽が椎名林檎という贅沢な舞台。それに振り付けが黒田育世。スポーツとポップソングを軸に、時代をまたいで重層的にくりひろげられるストーリー。
野田秀樹の舞台って最近は「パイパー」と「THE BEE」英語版しか見ていなかったけれど、高校生の時にはじめてみて衝撃を受けた「白夜のワルキューレ」にあったような、言葉遊びの面白さとスピーディーな展開が盛りだくさんで、演出の巧みさにも圧倒されました。
途中、仲村トオル演じる粒来幸吉の遺書というモチーフがあらわれ、あの悲痛な円谷幸吉の遺書の文章をパロディーにしてしまうのかと不安になりましたが、そうはならずにほっとしました。