東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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「国宝 大神社展」ブロガー内覧会@東京国立博物館

国立西洋美術館ラファエロを見た後、東京国立博物館へ。
閉館後に行われる「国宝 大神社展」のブロガー内覧会に参加のため。
有名アート系ブロガーの方々の、ブロガー招待会みたいなのに参加された記事をみてはうらやましく憧れつつも、自分には縁がないものと思っておりました(この通り中身の薄い備忘録のようなブログですので…)。
今回はWEBで50名募集というお知らせをみて、これなら紛れ込ませてもらえるかもと応募して、無事当選したのでした。

裏手にある西門から入って受付をすまし、係りの人の説明を聞いて6時スタート。
6時15分からすぐにギャラリートーク。井上洋一研究員のお話。「神道のルーツ!考古を探る」というテーマで、古墳時代の出土品あたりのところから。話すと止まらない方のようで、係りの人が手をぐるぐるさせてマキのサインをしても、知ってか知らずか話し続け、今回のメイン展示物のひとつである「七支刀」のところへ移動。本物は途中で折れているので立てて展示はできないとか。

続けて丸山士郎研究員のギャラリートーク「神は人に見立てられた!?」が神像のコーナーで始まりました。
恥ずかしながら、仏像ならぬ神像といものがあるということを知らなかった私。民間信仰ではなく、本流の神社でもこういうものを祀っているのですね。色々な神像を説明してもらい勉強になりました。

ちょっと写真で紹介します。
※会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。

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その後一時間弱、自由に見る時間があったので入口に戻ってあらためて一周。
刀剣や馬具などの工芸品も素晴らしく、近くでじっくりと展示物を見ることができて眼福でした。
時間が足りず、あらためて見に来たいけど、きっと混雑してこんな風には見られないんだろうな…。

それにしても、自分の日本文化に対する知識の貧困さを思い知らされる展覧会で、大学にもう一度戻りたくなりました。せっかく色んな授業があったのに、それを享受できる幸福に気づかず、もったいなかったな…。
何はともあれ、このような素晴らしい時間を提供してくださっと博物館の方々に感謝です!
6月2日までやってますので、多くの方に見てもらいたいです。