六本木 きいつ どぼく どうぶつ
9月11日 日曜日
新宿からバスで青山墓地のあたりまで行き、ぶらぶらと歩いて六本木へ。
インド料理屋でビリヤニランチ。
サントリー美術館で今週から始まった「鈴木其一 江戸琳派の旗手」展を鑑賞。
目玉はアメリカのメトロポリタン美術館からやってきた「朝顔図屏風」。
続いて21_21 DESIGN SIGHT にて「土木展」。3面スクリーンに映し出されるレトロな画像とサウンドエフェクトで構成されるボレロが面白かったです。その他、見過ごしがちな土木をポップに見せる数々の展示。
それからFUJIFILM SQUAREにて「世界動物遺産 最後の一頭に、してなるものか。」という写真展(無料)。かわいい動物たちをめぐるシビアな現実。タスマニアデビルがかわいい!
近藤ようこ「「死者の書」を漫画化するということ」@国学院大学 博物館
9月10日 土曜日
国学院大学博物館の企画展で生誕130年記念 特集展示「折口信夫と「死者の書」」というのをやっていて、その関連イベントを見てきました。
同大学の卒業生でもある近藤ようこの講演です。「死者の書」を漫画化して刊行した近藤先生、お着物での登場です。
淡々と、高校生時分の作品との出会いや漫画化するにあたっての工夫など、予定時間を超えてお話しくださいました。
もう一つやっている企画展、「武蔵国高麗郡 建郡1300年 「日本に根付いた渡来人-高麗郡と高麗神社-」」も見学。こっちの方が本来の企画展スペースです。
夜は高田馬場で大学の研究室の人たちとの飲み会。20年ぶり位での再会ですが、昔と変わらない感覚でお話しできて本当に楽しかったです。
「シン・ゴジラ」@TOHOシネマズ 新宿
9月6日 火曜日
話題の映画、見てきました。ゴジラのいる歌舞伎町の東宝で。
エヴァンゲリオンをなぞったような演出やガジェットが多数。痛快な映画ではありました。
色んなメタファー解釈ができるのも面白いところ。
気になったのが、アメリカ代表であるカヨコの「ザラはどこ?」というセリフ。
しょせんファストファッションだし、セレブが好んで着るようなブランドではないはずですごい違和感。
とはいえ、他のファストファッションブランドに比べたら、スーチングスタイルが充実しているのも確か。
よくわからないセリフでした。
劇団どくんご「愛より速く」@井の頭公園西園
9月5日 月曜日
2回目の劇団どくんご。前回と同じく、井の頭公園西園ジブリ美術館裏に設置の犬小屋テント劇場にて。
前と同じように短いシーンのパッチワークで、最後にそれが結びついて昇華されるのかという期待で見ていたんだけれど、自分のリテラシーではよくわからず。そういう見方自体が間違っているのか? 前説のパートで、意味なんてないというようなことが言われていたけど、そのまま受け取っていいんだろうか。
前回の劇団どくんごの記事
劇団どくんご「君の名は」@井の頭公園 - 東京クリッピング private 3
小林かいち@武蔵野市立吉祥寺美術館
9月5日 月曜日
劇団どくんごを見るために吉祥寺へ。
その前にフローズンヨーグルトのお店に行き、吉祥寺美術館にも立ち寄り。「生誕120年記念 小林かいち」展を鑑賞。
大正末から戦前にかけて京都で活躍し、少女文化に大きな影響を与えたイラストレーター。
キリスト教的なモチーフの組作品が多く、赤と黒が中心の色使いも相まって、独特なムードを醸し出していました。
夏休み 諏訪湖富士山バスツアー
9月3日 土曜日
遅めの夏休みで5連休。
1泊2日のバスツアーを予約しました。
諏訪湖の花火を間近で見たかったので、H.I.S.の湖畔の桟橋上に仮設したイスで見られるツアーです。
新宿都庁下をお昼に出発し、中央道で諏訪湖へ。上諏訪駅で降ろされて徒歩で会場へ。
諏訪湖の花火はお盆にあるのが有名だけど、この日は「第34回 全国新作花火競技大会」というイベントです。
ほとんど前をさえぎられることなく湖上から打ち上げられる花火を見られて大満足。新作ということでこれまで見たことのないタイプの花火を見ることができました。
終了後は遊覧船で岡谷に渡ってそこからバスで白樺高原のホテルへ。11時ころについてひと風呂浴びて就寝。
9月4日 日曜日
朝ゆっくりと10時前に出発。まずは石和のワイナリーへ。本坊酒造のやっているマルスワイナリーというところです。説明のおじさんの語りも面白く、試飲もたっぷり。一本買っていきました。
次にお昼ご飯で富士急ハイランドのホテル内のレストラン、フジヤマテラスでブッフェのランチ。
食後は隣接するリサとガスパールタウンを散策。
そこの売店でリサとガスパールのアニメをフランス語で流していたのだけれど、「リサ」ではなく「リザ」だったのですね。フランス語で母音に挟まれた一つのSは濁るという知識は持っていたはずなのに、今まで「リサ」という邦題に疑問をもっていなかったことに愕然としました。それと、最後の母音にアクセントがくるという規則もあるので、「リザー」という感じです。
閑話休題、次は富士山五合目へ。ちょっと雨模様で山頂は見えず。連れていかれたお土産屋を物色。5合目って簡単に行けるのですね。
ふもとに降りて北口本宮冨士浅間神社を参拝。パワースポット的な荘厳さのあふれる場所でした。
神社から中央道に行く間に雲も晴れて、富士山がくっきりと見えたのはうれしかったです。
帰りの中央道は事故渋滞があるとのことで、相模湖までは国道20号を使いましたが、ほぼ予定通りの20時に新宿に到着。
バスツアーに参加するのは初めてでしたが、添乗員さんの配慮も行き届き、自分では思いつかないようなところにも寄ってくれたり、なかなか良いものだと思いました。
今回だけなのかもしれないけど、参加者に若い人が多かったのも意外でした。H.I.S.ならではなのかな。
スキヤキトーキョー2016@渋谷 WWW
8月30日 火曜日
毎年行っていたワールドハピネスが8月28日の日曜日にあったのだけれど、もう体力がないというか、直射日光の下に半日いるのは危険を感じるので今年はパス。
代わりと言ってはなんですが、久しぶりにスキヤキトーキョーに参戦いたしました。
今年は2日あるうちの1日目、アフリカ系の3組が出演する日です。
最初は「サハラ・ハルガン・トリオ」というソマリランド出身の女性ボーカルとエレキギター、パーカッションのフランス人男性2人の3人組。
パーカッションの方は初めて見る変わったかたちの弦楽器も弾いていて気になります。
強力だけれど哀愁のあるボーカルが圧巻でした。
次はマダガスカルのバンド「ダミリー」。ギタリストの名前でもあるようです(「サンタナ」みたいなものか)。
3ピースに男性メインボーカルとボーカル/ダンス/太鼓の女性の5人組。
武骨なおっさんボーカリストが出てきていきなり客席をあおりまくり。ギタリストもステージ最前まで出てきての演奏。サウンドも含めてバンドブームころのようなノリが楽しいです。カリブ風のギターは前に見たオリヴァー・ムトゥクジに似た感じ。ドラムが割と単調なのにグルーブ感がすごいのはベーシストの力量か。
決してスタイルが良いとは言えない女性シンガーも腰を振ってのセクシーダンスが熱いです。
最後は「ヴォードゥー・ゲーム」。トーゴ出身のギター/ボーカルに、フランス人のベース、ドラム、キーボード、管2人の6人編成。
いわゆるアフロファンクに近いレトロなサウンドだけど、ギター/ボーカルのピーター・ソロの存在感がすごいです。これだけ客席みんなが踊りまくるライブって、本当に久しぶり。
3組とも個性豊かでグッとくる演奏で大満足。それぞれのCDも購入。
開演前と入れ替えのときはピーター・バラカンのDJもあり。ライブマジックのチケットを買いたくて思い切って声をかけたのだけれど、「ごめーん、今日もってきてなーい」とのことで残念でした。
前回のスキヤキトーキョーの記事
サカキマンゴー、オリヴァー・ムトゥクジ@渋谷WWW - 東京クリッピング private 3