東京クリッピング private 3

将来の自分のための備忘録 東京のあちこちでみてきたモノ・コトの記録を中心に 2012年4月から

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東葛スポーツ「ゴッド☆スピード♯ユー!」@3331 Arts Chiyoda

8月28日 水曜日
仕事帰りに秋葉原の3331 Arts Chiyodaまで行って、東葛スポーツの「ゴッド☆スピード♯ユー!」、初日を見てきました。
吾妻橋ダンスクロッシングで短い作品を見て気になり、単独公演を大変楽しみにしていたのです。

会場は地下の元教室。30人位しか入れなさそうなキャパ。
客入れのあいだ、ずっと「男はつらいよ」の映像が流れていて、実は一度も見たことがない自分、こういう話だったのかと合点。

壁に歪ませて映したプロジェクターの画面には、昔の映画やテレビ番組、落語なんかの映像がザッピングされて、役者のラップ的なセリフやバックトラックと呼応するスタイル。北朝鮮をモチーフにした神話的なストーリー展開です。
脚本がずっと画面に映っていて、それを見ながら役者がしゃべっているのかどうかはわからないけど、観客の方も画面を見たり、役者を見たりで視線をウロウロさせざるを得なくて、こういうのも効果として狙っているのかな。
色んな映像や言葉が引用されているわけですが、こちらの教養がなく、わかったりわかんなかったり・・・。
このパフォーマンスを理解できたとは言えませんが、エンターテイメントとしての楽しさはあったし、もう少し追っかけていきたいです。
演劇というより、現代美術としての表現を狙っているかなと思ったりもしました。